今回は、私の趣味でもあり、質屋の質草の一つであるゴルフクラブについて簡単にお話してみようと思います。私もゴルフは行きますので、これを機会にクラブについて勉強してみようと思っています。
最初にどのようなクラブをプレイヤーは使うのかを簡単にご説明したいと思います。
ゴルフのプレイする時にキャディーバックに最大入れておけるクラブの総合本数は14本です。それ以上だと失格になってしまいますが、それ以下でも別に構わないみたいです。それでは見ていきましょう。
- ドライバー(driver)
1番のウッドの事をそう呼びます。ウッドとは昔(20年ぐらい前)はヘッド(ボールが当たる部分)に柿の木を使用していたため「ウッド」と呼ばれています。最近ではヘッドに木ではなく金属を使用しているため「メタル・ウッド」などと呼んでいます。このドライバーは1番ですから最初に使用するクラブです。一番どのクラブよりも距離が飛ぶため、最初のティーショットで使用します。しかし、そんなに距離がいらない時や、どうしても一番良く飛ぶクラブですので、曲がったりしてOBや戦略的に適さない場合は、他のクラブを使っても構いません。
- ブラッシー(Brassie)
このクラブはウッドの2番の事をいいます。しかし、このクラブをゴルフバックに入れているゴルファーは少ないと思います。このブラッシーはロフトの角度がおよそ13度で、ドライバーなどの苦手な人などが、ティーショット用としていてクラブがドライバーに比べて短く、簡単なので使用している人もいます。
- スプーン(Spoon)
このクラブをゴルフバックに入れている人と入れていない人がいますが、これも3番ウッドになります。およそ15度前後です。私もバックの中に入れていますが、ティーショットが狭く、かといってドライバーまでは飛距離が行かないですが、ある程度飛ばしたいときに使います。
- バフィー(Baffy)
このクラブは4番ウッドになり、もちろんバックの中に入っている人と入っていない人がいます。このクラブはロフトの角度が18度前後です。
- クリーク(Cleek)
このクラブは5番ウッドになります。20度前後のロフトになり、角度は結構大きくなります。そのため、フェアーウェーウッドとしては、一番距離が飛ばないのですが、きちっとした距離を飛ばしたい時などに使用するクラブです。
このように1から5までのウッドをフェアウェーウッド(fairway wood)と呼びます。最近では、その他にはもっと打ちやすい7番や9番のウッドもあります。
今度はアイアンセットについてお話しましょう。アイアンセットは1番から9番まで、そしてウェッジといって9番よりさらに傾斜角度をつけたアイアンがあります。これは、用途によって使い分けますが、必ず皆さんのゴルフバックに入っているサンドウェッジから(もうとはもちろんバンカーからの脱出クラブです)アプローチ ウェッジ、またピッチングウェッジなどがあります。これを下記に簡単にご説明しましょう。
- 1番アイアン
ドライビングアイアン(Driving iron)といい、主にはティーショットに使います。しかし、アイアンの特徴であるラフなどの抜けが良い事から、ラフなどでのユーティリティーや1から5のウッドを使う時よりも良いため、しかも距離が稼げるためにこういったアイアンを使うこともあります。しかし、1番アイアンなため一般ムキではなく、しかも練習をしている人でも一般ゴルファーには難しいのではないかと思われます。
- 2番アイアン
ミッドアイアン(mid iron)といい、上記6と同じ用途です。しかし、上記でも述べたように難しいクラブの一つです。
- 3番アイアン
ミッド マッシーアイアン(mid mashie iron)と呼びます。最近は市販されているアイアンセットは5番から9番までの売りになったりと、セットも変わってきましたが、昔は3番からのセットが普通でした。今でも3番からのアイアンセットというのも当然売り出されています。
6から8までをロングアイアン(long iron)と呼びます。
- 4番アイアン
マッシーアイアン(mashie iron)と呼びます。このクラブぐらいまでがバックの中に入っている人と入っていない人がいるようになります。当然バンテイが多くなればなるほど飛距離は落ちてきます。しかし、その分クラブの難易度は簡単になってきます。
- 5番アイアン
マッシー(mashie)といいます。
- 6番アイアン
スペード マッシー(spade mashie)といいます。
9から11までがミドルアイアン(middle iron)と呼びます。
- 7番アイアン
マッシー ニブリック(mashie niblick)といいます。
- 8番アイアン
ピッチィング ニブリック(pitching niblick)といいます。
- 9番アイアン
ニブリック(niblick)といいます。
12から14までをショートアイアン(short iron)と呼びます。
- サンドウェッジ(sand wedge)
- ピッチィング ウェッジ(pitching wedge)
- アプローチ ウェッジ(approach wedge)
- チッパー(chippy)
- ジガー(jigger)
15から19までは、ウェッジと呼びます。特に18と19はグリーン周りのアプローチに使われています。
- パター
必ずバックの中の14本に含まれているもので、グリーンには必要です。
このように20本見てきました。この中から選んで14本までラウンドで使用することが出来ます。いろいろな組み合わせがありますが、そのプレイヤーが一番良いとおもう組合せで、またアマチアの場合は苦手を補うクラブとして選んだりしています。
質屋としても、もう何十年も質草の一つとして取り扱っています。最近では、電化製品と同じように日々新製品が出る状況になり、人気の商品とそうでない商品とがはっきりするようになって来ました。このため現行モデルの商品に関しては人気が高く高額で取引できるのですが、ピークを過ぎたモデルや人気のないモデルは質草としても難しい時代になってきたという事です。